はじめに
ゴルフはただのスポーツではありません。緻密な戦略、精神的な強さ、そして時には自然との対話を必要とする、深い魅力を持つ競技です。この魅力を色々な形で伝えてきたのがゴルフ漫画です。実はゴルフ漫画には隠れた傑作が多く、それぞれが独自の視点からゴルフの素晴らしさを描いています。今回は、そんなゴルフ漫画の中から特におすすめのTOP5をご紹介します。初心者から熟練のゴルファーまで、そして漫画ファンにも楽しんでいただける選りすぐりの作品を集めました。それでは、見逃せないゴルフ漫画の世界に一緒に飛び込んでみましょう。
5位:『ライジングインパクト』
ライジングインパクト
鈴木央 – 集英社
七つの大罪の作者である鈴木央先生の初連載作品。
小学生のガウェインがゴルフにのめり込み、ライバルのランスロットと共に世界の強豪たちと競い合い、成長していく物語です。
週刊少年ジャンプで連載され、一度打ち切られてしまったものの、終了後の反響が大きかったことで続きを再連載した異例の作品。再連載後は長く続いたものの、再度打ち切りという形で連載を終わりました。
4位:『グリーングリーングリーンズ』
週刊少年ジャンプの新連載作品であり、まだ単行本が出版されていない作品。
やりたいこともなく、ぼんやりと高校生活を送っていた八枝崎珀ですが、人生をかけてゴルフのプロを目指す王賀撫子との出会いをきっかけにゴルフに打ち込み始めます。
割と王道な展開ですが、それぞれのキャラの立ち方や表現のうまさなど、見どころも多いためこれからの展開に期待できる作品です。
3位:『風の大地』
風の大地
坂田信弘 – 小学館
既刊84巻という長寿作品でありながら、作者の死去により絶筆となってしまった作品。
ゴルフ素人の主人公が多くの理解者と持ち前の努力でプロテストに挑むところから物語は始まります。
このプロテスト編は展開のテンポがよく、魅力的なキャラの存在や誠実な主人公が成長していく様子はかなり面白いです。
長い作品なので途中でリタイアしてしまう人もいるかとは思いますが、序盤からかなり面白いので、ぜひ最初の方だけでも読んでみてはいかがでしょうか。
2位:『ROBOT×LASERBEAM』
ROBOT×LASERBEAM
藤巻忠俊 – 集英社
『黒子のバスケ』『キルアオ』の作者である藤巻忠俊先生の連載作品。
勝負事に全く関心がないため、スポーツに向いていないと自負している主人公・通称ロボがとある男との出会いをきっかけにゴルフ部に入部します。主人公にはとある秘密があり、それによって超精密なショットを打つことができます。
入部してからは、足りない体力を補うために毎日倒れるまで走り込みをするなど、かなり熱い心を秘めているところも最高にカッコいい。
1位:『プロゴルファー猿』
プロゴルファー猿
藤子不二雄(A) – 小学館
少年漫画初のゴルフ漫画。
賭けゴルフを生業としている野生児の猿丸が多くのゴルファーたちとの対決の末、プロテストに挑む物語。
ゴルフとしてははちゃめちゃなところも多い作品ですが、作品としてはめちゃくちゃ面白いです。『イナズマイレブン』『黒子のバスケ』『テニスの王子様』みたいな作品が好きな人には特におすすめかも。
まとめ
ゴルフ漫画の世界は、単にスポーツを描くだけでなく、人間ドラマ、挑戦と成長、そして時にはコメディや感動を通じて、ゴルフの奥深い魅力を伝えています。今回ご紹介した『ライジングインパクト』、『グリーングリーングリーンズ』、『風の大地』、『ロボレーザービーム』、そして『プロゴルファー猿』は、それぞれが独特のアプローチでゴルフの素晴らしさを描いており、読むことで新たな視点やインスピレーションを得られることでしょう。ゴルフに興味がある方はもちろん、ゴルフに詳しくない方にも、これらの作品は新しい発見や楽しみを提供してくれます。是非、この機会にゴルフ漫画の世界に足を踏み入れてみてください。あなたのゴルフライフがより豊かなものになるかもしれません。