はじめに
アクションやサスペンスが好きなら、元伝説の殺し屋を主人公にした漫画は、間違いなく心を掴まれるはずです。かつては冷酷な殺し屋だった彼らが、新たな人生を歩む姿には、ドラマチックで深い物語が隠されています。今回は、そんな元殺し屋が主人公の、読む価値のあるおすすめ漫画を5選紹介します。スリリングな戦闘シーンから心温まる人間ドラマまで、多彩な魅力を持つこれらの作品をぜひお楽しみください。
BLACK CAT
『ToLOVEる』『あやかしトライアングル』などの矢吹健太朗先生によるサスペンス・アクション漫画。
主人公のトレイン=ハートネットは秘密結社クロノスの抹殺者(イレイザー)としての才能を認められ、精鋭部隊ナンバーズの特例である13人目として採用され、通称「ブラック・キャット」として裏の世界で恐れられていました。
しかし、親友の死をきっかけに抹殺者を辞め、相手の命を奪う必要のない掃除屋(スイーパー)と呼ばれる賞金稼ぎを始めます。
物語は親友の命を奪った元相棒・クリードと、彼が率いる組織「星の使途」との戦いを描いています。
主人公が殺しを辞めたきっかけや強い信念、頼れる仲間たちなど、最高にアツい漫画です!
キルアオ
『黒子のバスケ』などの藤巻忠俊先生が描く学園コメディアクション。
伝説の殺し屋と呼ばれるアラフォーの大狼十三は、仕事の最中に謎の蜂に刺されてしまい、中学生の姿になってしまいます。
組織のボスに提案されて中学校に通うことになりますが、ミツオカ製薬の令嬢であるクラスメイト・蜜岡ノレンが十三が子供の姿になった原因のカギを握っていることが判明します。
密岡ノレンを狙う暗殺者たちや圧倒的な才能を持つ中学生たち通称「幻獣組(ユニコーン)」たちからノレンを守る戦いが描かれます。
暗殺者との命がけの戦いや幻獣組とのスポーツ勝負などがそれぞれ面白いだけでなく、個性的なキャラ達や軽快な掛け合いが面白い作品。
そのヲタク、元殺し屋。
ヨーロッパで伝説の殺し屋として恐れられた「フィレンツェのT・O」ことマルコが突然姿を消します。彼は仕事中に見つけた美少女フィギュアに一目惚れし、すべての仕事をキャンセルして追手から逃れながら日本に渡っていました。
イケメン殺し屋が日本でオタ活する異文化コメディです!
ちゃんとオタクやってるマルコが面白いです!
ザ・ファブル
岡田准一さんによる二度の実写映画化も成功し、アニメ化も決定している大人気作品。
現代日本にて、標的は完全に仕留め、痕跡も残さないため裏社会でも「ファブル」というあだ名のみ知られる都市伝説級の凄腕殺し屋が主人公。
ある日彼は殺し屋組織のボスに呼び出され、パートナーの女性とともに一年間大阪で一般人として暮らすよう命じられます。
殺し屋としてしか生きたことのない主人公は、一般常識とのギャップに翻弄されながらも新たな生活を始めます。
もちろんただ平和に暮らせるわけはないので、いろいろなトラブルに巻き込まれますが、それでも普通の生活を送ろうと奮闘する主人公の義理堅さやチグハグさが面白い!
サカモトデイズ
かつて伝説の殺し屋として裏社会で名を馳せた主人公・坂本太郎は、ある女性に一目惚れしたことをきっかけに突如殺し屋を引退してしまいます。
その後、結婚して父となり、普通の太った中年おじさんとして坂本商店を営みます。
しかし、昔の因縁などもあり、度々トラブルに巻き込まれながらも家族や仲間を守るために、今なお健在の凄腕によって敵を撃退していきます。
この作品の凄さは、ストーリーやキャラはもちろんのこと、圧倒的な画力にあると思います。
商店街や遊園地など、モノが多い場所でのバトルが多いのですが、そのアクションシーンでのものが破壊される描写などが凄まじい躍動感!
まとめ
この記事では、元伝説の殺し屋を主人公としたおすすめの漫画5選を紹介しました。『BLACK CAT』から『サカモトデイズ』まで、それぞれが独自の魅力と深みを持っており、アクションとドラマを巧みに織り交ぜた物語が展開されます。かつては恐れられた殺し屋たちが、新たな人生を模索し、成長していく姿には、読者それぞれが何かしらの共感や勇気を見出すことでしょう。これらの作品は、ただのアクション漫画を超えた、人間ドラマの側面も持ち合わせています。是非一度、これらの漫画を手に取り、元殺し屋たちの新たな旅路にご自身も同行してみてください。あなたが何を探しているのか、また何に心を動かされるのか、これらの物語が教えてくれるかもしれません。