【ドラゴンボール】キャラクター名に関する豆知識・トリビア5選

雑学/豆知識

はじめに

『ドラゴンボール』といえば、その壮大な物語と魅力的なキャラクターたちで世界中に多くのファンを持つ、不朽の名作です。しかし、これらのキャラクターたちには、ただの名前以上の、作者・鳥山明の遊び心や思いが込められています。今回は、そんな『ドラゴンボール』のキャラクター名に隠された豆知識やトリビアを5つピックアップしました。博士キャラのユニークな命名法則から、意外な本名を持つキャラクター、さらには名前が変わったキャラクターやキャラクター関係性にまつわる面白い事実まで、ファンならではの視点で楽しんでいただける内容をご紹介します。『ドラゴンボール』の世界をより深く知る旅に、ぜひお付き合いください。

博士キャラの命名規則

ドラゴンボールの博士キャラとしては、ブルマ一家とドクターゲロ一家が代表的かと思います。

そんな二つの家系の人物たちの名前について、以下の画像をご覧ください。

ブルマ一家の「ブリーフ」「ブルマ」「トランクス」は「履く」ものの名前(「ブラ」は微妙?)であり、ゲロ一家の「ゲロ」「ボミ」「ゲボ」「ヘド」は「吐く」ものの名前になっています。ちなみに「ボミ」はフランス語で吐瀉物を意味するようです。

また、ブルマの母に名前は設定されていませんが、鳥山先生はインタビューの中で「もし名前を付けるなら『パンチー』にしただろう」と語っていたそうです。

人造人間17号、人造人間18号の人間の頃の名前

人造人間17号と18号はもともと人間であったことは作中でも語られています。だからこそセルの進化のために吸収されることになりました。1から作られた人造人間16号は吸収できないことも描かれましたね。

そんな双子の人造人間17号・18号の人間だったころの名前は「ラピス」「ラズリ」です。これは宝石の「ラピスラズリ」からとっているようです。しかし、クリリンが「ラズリ」でなく「18号」のほうで呼んでいることから、この名前はもう使っていないのかもしれませんね。

ミスターサタンの本名はサタンではない

セル編で登場し、何かと大活躍だったミスターサタン。彼がいなければ魔人ブウに負けていただろうといわれるほど重要なキャラクターです。

悟空達とも交流がありますが、みんな「サタン」と呼んでいますよね。しかし、この名前はあくまでもリングネームだそうです。

サタンの本名は「マーク」。「サタン」から連想される「アクマ」のアナグラムですかね?

ピラフの部下「シュウ」にはもう一つの名前がある

ピラフの部下といえば、「マイ」という女性と「シュウ」という忍者装束の犬ですよね。しかし、この「シュウ」にはもう一つの名前があることはご存知でしょうか。

実は、原作初登場時は「シュウ」ではなく「ソバ」という名前が付けられていました。しかし、鳥山先生自身がその名前を付けたことを忘れ、途中で「シュウ」という名前を新たにつけてしまったのです。

それによって、アニメ版では最初から「シュウ」という名前で統一することになり、「シュウ」の名前が浸透していようです。また、後に発売された「ドラゴンボール完全版」では元々原作でも「シュウ」だったシーンも全て「ソバ」に統一されているそうです。

クリリンの娘と元カノ

魔人ブウ編にて、クリリンは人造人間18号との間に娘を授かっています。その娘の名前は「マーロン」。18号と同じ綺麗な金髪が特徴の女の子です。

しかし実は、アニメ版でクリリンはガーリックJr編にてブルマに似た容姿の「マロン」という女の子と付き合っていました。

そのため、クリリンは元カノの「マロン」と酷似した「マーロン」という名前を娘につけていることになるのです。

おそらく鳥山先生がアニオリキャラのマロンの存在を忘れていたため、似たような名前を付けてしまったのでしょう。

まとめ

今回ご紹介した「【ドラゴンボール】キャラクター名に関する豆知識・トリビア5選」を通じて、鳥山明の創造性とユーモアの深さを再確認できたのではないでしょうか。博士キャラの命名法則、人造人間の本名、リングネームの背景、キャラクター名の変遷、そしてキャラクター関係性にまつわる意外な事実まで、『ドラゴンボール』の世界は細部にわたって工夫が凝らされています。これらのトリビアが、長年のファンにとっては新たな発見となり、これから『ドラゴンボール』を楽しむ方々にとってはより深い理解へとつながるキッカケになれば幸いです。『ドラゴンボール』の魅力は、壮大な物語や迫力あるバトルシーンだけでなく、こうした小さなエピソードにも散りばめられています。これからもその奥深い世界を、さまざまな角度から楽しんでいただければと思います。

タイトルとURLをコピーしました